心を通わせ、全力で向き合う達成感。
- 湊支店
コンサルティンググループ
法人コンサル担当 - 相馬 愛美
- Soma Manami
- 2020年入行

青森の魅力に気づき、
小さい頃の憧れを仕事に
東京で過ごした大学時代、外食をするたびに、青森の食べもののおいしさに気づかされました。青森は食材が豊かだし、楽しいお祭りもあるのに、県外の友達にはリンゴのイメージしかない。それが悔しくて、自分が青森の魅力を伝える立場になろう、地域創生に携わって青森を盛り上げようという思いを強くしました。
両親が銀行員のため、私にとって金融業は身近な仕事。休日には父のお客さまが経営する飲食店や小売店に行くことが多く、「自分が携わった仕事が形になって、家族で関われるって素敵だな」と小さい頃から憧れていました。スーパーに行くと、必ず海産物の産地をチェックする父の姿を不思議に見ていましたが、業界の動向やニーズを把握することも大事な仕事。それを知った今、父と同じことをしている自分がいます。


理想と現実のギャップを埋め
事業成功に導く対話を
お客さまから融資の相談を受けた際、先方の要望を溢さず吸い上げ、当行の融資審査決裁をもらうための資料を作ります。融資をするには、確実に返済できる裏付けが必要です。そのため、お客さまには経営の深い部分まで、疑問を残さずヒアリングしなければなりません。
私が初めて創業支援に携わったのは入行2年目。焼きとり店の開業でした。お客さまの強い熱意を受け支援を決めたのですが、返済を終えるまでが融資です。お客さまは事業成功の青写真ができているものの、地域性や業態、お店の規模などを考えると、収支イメージと現実的な数字はかけ離れていると感じました。私も事業を応援したい気持ちは強いのですが、理想と現実のギャップが大きければ、最終的に苦しむのはお客さまです。今の状況を理解していただく必要を感じ、同じ地域にある同業者の収支や営業時間内のお客さまの推移など、自分で調べたデータを示して事業計画を見直しました。お客さまと本音でぶつかり合ったことは1度や2度ではありません。課題を一緒に確認し考えることで、気づけば強い信頼関係が生まれていました。開業後に「相馬さんに相談して良かった。尽力してくれてありがとう」と言われたときの感動は、今後も忘れないでしょう。そのお店は予約必須の人気店となり、私も父と同じようにプライベートで訪れるなど関係は続いています。

先輩方が築いてきた関係を
さらに強くし次につなぐ
入行してすぐの頃は、お客さまに怒られたくないという気持ちもあり、本音で話すことができませんでした。でも、お客さまにとって私は一番の理解者でなければなりません。今感じているのは、例え怒られても、深い部分まで切り込まなければ、どんな事業も形にならないということ。言いにくい本音を伝えるのもお客さまのため。表面的なコミュニケーションではなく、心で対話することが大事だと実感しています。
銀行の仕事は、経営者と直接話をすることが多いです。経営者の考えを聞き、企業の方と関わりたいと思ったのも銀行に就職した理由の一つでした。若手にも関わらず経営者が心を開いて話をしてくださるのは、歴代の担当者が信頼関係を築いてきたからです。そう考えると責任のある立場だと感じますし、次に引き継ぐときのためにも、知識を身に付けてお客さまに還元し、さらに良好な関係性をつくりたいと思います。

入行して最初の配属先はむつ支店。預金業務や窓口サービスを経験した約半年後に、法人コンサルを任されました。現在勤務する湊支店でも同じ業務を担当しています。法人コンサルは入行前からの希望。就職活動でも話していたので、それが早めに叶いました。

1年目に、上司や支店長の影響でゴルフを始めました。同期にもゴルフを趣味にする仲間がいるので、一緒にプレーしながら近況報告をし合うことも。自然を感じながらリフレッシュできるだけでなく、コミュニケーションの場にもなっています。また、上達のコツを教えてもらうなど、お客さまとゴルフの話で盛り上がることも多く、距離を縮めるきっかけにもなっています。
