資産を守り、思いもつなげる。
- 営業推進部
ウェルスマネジメント
チーム弘前 - 木村 なつき
- Kimura Natsuki
- 2017年入行

人との関わりで
視野が広がる
個人の適性を見極めるジョブローテーションの一環で、最初の赴任先では窓口サービスや個人ローン業務、資産運用提案業務を経験しました。それぞれの立場で銀行業務を学んで気づいたのが、私には営業の仕事が向いているということ。どの業務も接客という点は共通していますが、一人一人の状況や性格に応じた提案を行い、未来のお客さまのお役に立てることに楽しさを感じました。大学時代に、フィールドワークで取材やインタビューをした経験があり、それが初対面の方との会話に生かされているのかもしれません。
業種も年代も多様な方と接すると、金融以外の知識や情報、経験談などを伺う機会も多いのですが、お客さまから銀行以外の世界を見せていただいているようで、とても貴重な時間になっています。話を聞くだけでなく、きちんと会話が成り立つよう、そしてさらに深い話ができるよう、経済ニュースや日経新聞をチェックすることも日課になりました。


銀行だから提供できる
“寄り添う”価値
現在は、主に富裕層を対象として資産管理を提案する部署で、個人コンサル営業をしています。異動前は、老後に向けた資産運用の提案がほとんどでしたが、今は資産を増やすよりも、家族への贈与や相続税など富裕層特有の悩みに応じることが主。退職金やご家族から相続金、家の売却金など、急に大きなお金が入っても金融知識がなく戸惑うお客さまも多いので、リスクを含めて丁寧に情報提供をするよう心がけています。扱う商品が膨大なので、ニーズや状況に合わせてある程度候補を絞りつつ、自分がおすすめしたい商品だけに偏らないよう選択肢を用意することも大切です。お客さまの年齢層は高めですが、若い方には投資信託や国債といった資産運用についてもご説明しています。
今は、インターネットを活用すればいくらでも手数料を抑えられる時代です。それでも銀行を選んでくださるのは、私たちの情報やアフターフォローに価値を感じてもらえているから。投資信託の場合は数ヶ月ごとに現状報告をして追加購入や売却の提案をしますし、定期的に顔を出すことで喜んでくださるお客さまもいらっしゃいます。お客さまに寄り添うサービスは、インターネットにはない強みです。

憧れの先輩に囲まれて
勉強することが日常に
以前、担当しているお客さまが急に亡くなられた時、奥さまのご依頼を受けて訪問し、営業店の担当者やライフプランコンサルタントの先輩と連携しながら、預金の相続手続や税務申告、二次相続対策の提案まで行ったことがありました。亡くなられたお客さまとは生前から、本人の意向に沿い、ご家族のことを想ったご提案をしていました。そのことを知っていた奥さまが私に相談したいと思われてのご依頼でした。奥さまはご自身の預金で生活が賄えることから、相続したお金は保険の仕組みを利用してお子さんとお孫さんに生前贈与することに。手続きが終わり感謝の言葉をいただいたときは、自分の仕事がお役に立てたと思いうれしかったです。
資産を守る提案については、まだまだ経験が浅く、勉強不足を感じる日々。部署内で案件相談を行うたびに、自分では気づけなかった先輩独自の視点やアプローチの仕方に刺激を受けています。尊敬する先輩は皆さん意識が高く、毎日の勉強が当たり前。そこに追いくため、資格取得にも積極的に挑戦するつもりです。

入行後は、下土手町支店に配属され4年間勤務。窓口サービスを1年間担当したのち、2年目以降は個人ローンと外回りを経験しました。外回りは職域営業をメインとした活動です。その後、堅田支店に移って同様の外回り業務を2年間行い、2023年4月より弘前地区本部で個人資産を担当しています。

休日はアクティブに活動するタイプ。旅行に出かけたり近所のサウナでリフレッシュしたりしています。特に思い出深い旅行は、職場の女性が参加した銀山温泉。幻想的な雰囲気が印象的で、一緒に行ったメンバーとの時間も楽しく、あっという間の2日間でした。頻繁にとはいきませんが、同期とも定期的に集まっていて、近況報告や情報交換をする時間も楽しんでいます。
