お客さまの一番近くにいる理解者。
- 第二問屋町支店
コンサルティンググループ
法人コンサル担当 - 山﨑 文渡
- Yamazaki Ayato
- 2016年入行

一人前の銀行員になり、
青森の経済を支えたい
生まれ育った青森で仕事をするため、どんな仕事でも必ず役立つ“ヒト・モノ・カネ”について学びたいと、大学は経営経済学部を選択。リーダーシップやマーケティングなどを勉強する中で、会計学の面白さを知り、金融の仕事に興味を持ちました。当行に決めたのは、一次面接官の人柄に惹かれたから。私たちの緊張を和らげる空気をつくってくださり、この方と働きたいと思ったことが理由です。
当行では、上下関係の隔たりがあまりありません。若手・ベテラン関係なく、一人の行員として上司が真剣に意見を聞いてくれるフラットな雰囲気があります。以前、上司に「失敗を恐れず、自分が考えたことを思いっきりやってきなさい。それがうまくいかなかったら私が最後に責任を取るから」と言われたことがありました。自立した銀行員として認めてくれたと思うとうれしく、自信になりましたね。


信頼関係を築き、得た情報が
前向きな提案に結び付く
法人コンサル担当者としてのキャリアをスタートさせたのは、2店舗目の赴任先である五所川原でした。青森は地域によって言葉も気質も違い、五所川原は義理人情にあふれた地域。こまめに顔を出すことで距離が縮まり、懐に入ることができれば、お客さまは腹を割って話してくださいます。コミュニケーションの基礎はここで身につけ、信頼関係の大切さも学びました。
私が法人コンサルに携わった頃、お客さまを新型コロナウイルスが直撃し、経営に大打撃を与えました。先行きが見えず将来を不安視するお客さまにとって、銀行の担当者が顔を見せるだけでも安心感を与えることができます。そのため、当時は寄り添うことを大切にしました。お客さまは銀行にネガティブな話をしたがりません。しかし、お客さまの現状をしっかりと把握することは、コンサルティングを行っていく上ではとても重要です。日頃の信頼関係があったからこそ、お客さまは良いことも悪いことも正直に話してくれると思います。お客さまのことを一番知っているのは担当者です。当時の私は、ネガティブな部分に踏み込むことで、前向きな出口を目指したいという思いでした。担当のお客さまは飲食業が多かったのですが、一緒に厳しい時期を乗り越えられたことは、大きな出来事として記憶に残っています。この経験から、お客さまから得た情報をもとに幅広く案件を組み立て、自信を持って提案できるようになりました。

グループ間の強い連携が
地域課題を解決に導く
今、青森の地域課題になっているのが後継者不足です。青森みちのく銀行では、事業資金や設備投資など金融面での支援はもちろん、グループ会社である「あおもり創生パートナーズ」の人材紹介サービスや経営承継サービスを介して、人材面のサポートも行っています。お客さまの中には、特殊な業種のため簡単に人材を確保できないケースもあり、状況は深刻です。実際に、人材紹介サービスで特殊な分野の事業承継を行った経験もあり、事業資金や設備投資だけでなく、人材面でも地域に貢献できる銀行員の仕事を誇りに思いました。
また、自分が手掛けた案件が実行となり、形として地域に残ったときには、少しでもお客さまの役に立てたことがうれしいですし、青森の経済にもつながると思うと、やりがいを感じます。

函館営業部で主に窓口サービスと渉外を経験し、五所川原支店(現五所川原中央支店)では個人ローンと法人コンサルを担当。次の赴任先、東京中央支店は東証一部上場企業のお客さまが多く、知識を必要とする理論的な対応を学びました。その後、青森支店を経て、現在の第二問屋町支店へ。

子どもが小さいので、家族で散歩に出掛けたり、子ども服を買いに行ったりすることが最近の楽しみになっています。子育てで慌ただしい毎日を送っているので、リフレッシュを兼ねて、休日のランチは外食を楽しむのが定番です。私も妻もバスケットボールが好きなので、できれば息子には将来バスケットボールをしてほしいですね。
